NO.391 7月14日【火】=外国人から見た日本=

おはようございます。
インバウンドと呼ばれる訪日外国人の数は、2003年に小泉政権が観光立国宣言を発して以来、右肩上がりに増え続け、2025年には初めて4千万人を越えました。この20年でおよそ8倍に増えた計算です。これにともない、訪日外国人消費額も観光庁の速報値では9兆5千万円に迫る勢いで、輸出産業としては自動車産業に次ぐ存在感を示すまでになっています。実感として、新宿や渋谷といった都会はもちろん、地方に行っても観光地では必ず外国人を見かけるようになりました。また、国別でみると、コロナ禍までは中国、韓国、台湾、香港といった東アジアからの訪日客が7割以上を占めていましたが、直近では65%まで縮小し、欧米やオーストラリア、中近東からの来日が増えているといいます。

世界から見て、いまや日本はアニメや漫画にとどまらず、アート・伝統工芸・食・ファッションなど、幅広い分野で注目を集めています。世界中で日本文化への関心が高まる中、フランスやヨーロッパの国々では、日本文化をテーマにしたイベントが大盛況で、まさに日本ブームが起きているといいます。これに呼応するように、海外からセレブの来日ラッシュも近年加速しており、彼らのSNSが日本ブームをけん引する役割を果たしている側面もあります。さらに日本文化や日本製品は、海外のインフルエンサーたちによる紹介動画や商品レビューをバズらせる格好の材料になっており、オンライン上でも日本ブームの勢いは広がっています。

世界で起きている「日本ブーム」が、訪日外国人の急増を後押ししていることは間違いなく、さらにこうした人々が実際に日本に訪れて経験したこと、体験したこと、驚きの発見、感動などが、SNSなどを通じてまた世界にフィードバックされ、拡散されることで日本ブームがますます過熱しているというのが現状です。

これほどまでに世界で日本が注目され、ブームを起こしているのは、日本の文化やカルチャーが外国人にとってとても魅力的に見えていることは間違いありません。しかし、その魅力はいったいどこから生まれているのか、その理由を正しく把握しておくことは大切であると思います。間違った理解はいずれ誤解を招き、トラブルの原因になりかねません。訪日外国人客との間で起きているさまざまな問題は、こうした誤解によるケースが多いように見受けられます。

では、外国人から日本はどのように見えているのでしょうか。特に日本文化は、多くの外国人の目にはきわめて独特に映っているのだと思われます。自分たちの日々の暮らしや常識と比べたときに、大きなギャップを感じるからこその驚きであり、それが感動やリスペクトに繋がっていると考えます。日本人にとっては当たり前のことも、外国人から見ると非常に特別で魅力的に映る。そんな視点を持つことができれば、改めて日本の良さを再発見できるのではと思います。外国人の視点から、日本の文化や生活を見直す作業、明日はさらに詳しく見てみたいと思います。

今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。

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