おはようございます。
最高の体調は、「食べない力(=ファスティング)」から生まれる!生命科学者がたどり着いた、仕事のパフォーマンスをも変える新常識」という、センセーショナルな広告でベストセラーになっている、米国シンシナティ大学佐々木敦朗教授の著作「3日で変わるからだが目覚める『食べない力』」から一部抜粋して、先生の推奨するファスティング(絶食)健康法について、考えてみたいと思います。
最高の体調は「食べない力(=ファスティング)から生まれる」と佐々木教授は断言します。集中力アップ、快眠、老化抑制、血圧・血糖値改善、生活習慣病予防、脂肪燃焼・・・これらすべてをかなえるスイッチがファスティングであるといいます。佐々木教授は米国留学時代に、自らの経験からファスティングの効用についてヒントを得たといいます。それが時差ボケとの戦いでした。毎月のように日本と米国を往復する生活で、常に時差ボケによる体調不良に悩まされていたといいます。講演やミーティングで眠ってしまわないように、頭が少しでも働くようにとコーヒーを大量に飲む。結果として夜は目が冴えて眠れないという、まさに消耗の連続だったそうです。
その解決法として試したのがファスティングでした。機内食は長い飛行時間のなかの楽しみのひとつでしたが、それを思い切って一切食べずに過ごしてみたそうです。結果は想定以上で、時差ボケをほとんど感じずにすんだそうです。それまでも時差ボケ対策として、日光を浴びるなどさまざまな方法を試したそうですが、食事については完全に盲点だったといいます。調査してみると、一定時間以上ファスティングをしたあとに食事をとることで、強力に体内時計を同調させるスイッチが入ることが、実は科学的にも示されていたのです。
食べるタイミングの調整が、時差ボケ対策に大変有効であることを身をもって証明したわけですが、実は食べるタイミングが、私たちの日々の生活のなかで、健康を守る「盾」になっているという事実を知るきっかけになったといいます。夜勤や交代勤務のような不規則な生活であっても、夜間の食事を避けて日中に寄せる工夫をするだけで、血糖値の悪化を防ぎ、糖尿病や肥満につながる血圧などの心代謝リスクを改善できることが、実際の研究でも示されています。
食べるタイミングを調整して体内時計に合わせる方法は米軍でも実用化されています。兵士や政府高官が海外へ派遣される際、数日前から食事の量やタイミングを調整し、機内では食事を制限することで、現地到着後のパフォーマンス低下を防いでいるのです。
ファスティング(絶食)は、時差ボケの解消だけでなく、日常の体内時計の調整にも役立っていると先生は言います。注目に値するのは、食事と絶食のサイクルを明確にするやり方です。16時間ファスティングとしても知られる「時間制限ファスティング」です。朝から昼に寄せて夕食を繰り上げる、あるいは夕食を控える「早朝型時間制限ファスティング」では、インスリン抵抗性の改善や血圧の改善といった代謝上のメリットが報告されています。重要なことに、不規則な生活になりがちな夜勤者を想定した研究では、食事を日中に制限することで、血糖値の悪化や気分の落ち込みといった体内時計の乱れによる弊害を妨げることが報告されています。夜間の飲食を避け、睡眠中の回復プロセスを働きやすい環境をつくることで、体内リズムの再同調が進むといいます。
体内リズムの調整に、食事のタイミングが非常に大切であることがよくわかりましたが、ではファスティングをうまく活用した健康法、食べない健康法について来週も、もう少しこのお話続けてみたいと思います。
今日も一日頑張ってゆきましょう。
よろしくお願いします。

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