おはようございます。
サッカーのワールドカップがいよいよ始まりました。日本の初戦は世界ランク8位のオランダとの対戦でしたが、結果は2対2の引き分けとなり、貴重な勝ち点1を獲得しました。今回の大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共同開催で、日本とは10時間以上も時差がある地域での開催のため、試合の中継は深夜帯や早朝が多く、しばらくは寝不足の日々が続くことになりそうですが、サムライブルーの日本選手が、初戦から大興奮の試合を魅せてくれました。平均身長で6センチ以上上回るオランダの高い壁に対して、果敢にも2ゴールを奪った日本ですが、試合の内容以上に世界のメディアが注目し、称賛とともに取り上げた話題がありました。
それは、日本サポーターの試合後の行動でした。応援にも使った青いビニール袋を手に、全員が黙々と座席などのゴミ拾いを始めたのです。日の丸の旗を背負った車イスの男性が、会場のダラス・スタジアムで拾ったビンなどをビニール袋に次々と入れているシーンが現地ニュースでも紹介されました。そのビニール袋をもって男性を手伝っていたのは、サムライブルーのユニフォームを着た大柄な黒人男性で、実は米NFLニューヨーク・ジャイアンツのQB(クォーターバック)ジェイミス・ウィンストン選手だったそうです。ウィンストン選手は、米放送局FOXの特派員として試合の取材を行っており、左手には取材用のマイクを持っている姿があったそうです。地元の「FOX 4 NEWS]が、その様子を動画で紹介し、X上にも次々に投稿されていたようです。
こうした日本のサポーターのゴミ拾いは、1998年のフランス開催ワールドカップから始まったとされており、もはや恒例化しているようです。それでも欧米などでは珍しい光景に見えたようで、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門Xは、「他のどの伝統とも異なる伝統」として日本サポーターたちがスタジアムを去る前に自分たちのエリアを掃除することを挙げ、中継画像でその活動を紹介しました。
ワールドカップを主催するFIFA(国際サッカー連盟)は、日本サポーターが試合後に清掃をするのは、スタジアムや選手への「敬意」だと、公式Xでも紹介しています。実際、ゴミ拾いをした日本の女性サポーターはインタビューでこのように説明していました。「私たち日本人には、そうした文化があります。選手やサポーター、そしてスタジアムなど、あらゆるものへの敬意です。ここにいられることを光栄に思い、感謝しています。ですから、ゴミをちらかして、そのままにしておくようなことはしたくないんです。」
世界のさまざまな国から、選手や関係者はもちろん、それを支える多くのサポーター、そしてテレビやSNSと言った多彩なメディアを通じて、何億人もの人々が参加する地球規模の一大イベントであるサッカーワールドカップにおいて、日本の文化や国民性がこのような形で注目され、そして世界から称賛されることは、一日本人として本当に誇らしいことであると思います。
世界はいま、戦争や紛争が絶えず、国際情勢も緊張感が高まる中で、他者に対する敬意や思いやりが薄れ、自分さえよければという独善的思想、他人を気遣う余裕すらない利己的な考えが蔓延っています。私たち日本人もややもすれば、こうした思想に飲み込まれそうになりますが、いま一度サムライブルーの日本サポーターに見習って、日本人の文化、美しい心を、私たち一人一人が世界に示して行く努力を続けて行きましょう。
今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

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