NO.381 6月18日【木】=ストレスホルモンとは?=

おはようございます。

現代に生きる私たちは、日々ストレスと抱えながら生活しているといっても過言ではありません。日々の仕事や人間関係、社会情勢など、ストレスの要因は数えきれないほどあります。そんなストレスを感じると、私たちの体内では、副腎皮質という臓器からある種のホルモンが分泌されるといいます。これがストレスホルモンと呼ばれる物質で、正式にはコルチゾールと言います。 

コルチゾールには、血糖値をあげる働きや、筋肉でのタンパク室代謝、脂肪組織での脂肪分解などの代謝促進、抗炎症および免疫抑制作用など重要な役割があります。本来は私たちの生命を守るために必要不可欠なホルモンと言えます。 

しかし、長期間にわたってストレスにさらされると、コルチゾールが過剰に分泌され続け、さまざまな心身の不調を引き起こす原因になります。免疫力の低下、不眠、情緒不安定、体重増加、高血圧、血糖値上昇など、健康に悪影響を及ぼすことになります。それがストレスホルモンと呼ばれる由縁でもあります。私たちの生命を守るためのコルチゾールが、過剰分泌されると結果的にさまざまなトラブルを起こしてしまうということです。まさに過ぎたるは及ばざるが如しなのです。 

ストレスホルモンの異名を持つコルチゾールですが、別名ステロイドホルモンとも呼ばれており、性ホルモンであるエストロゲンや黄体ホルモンなどと同じグループに分類されるホルモンの仲間と言われています。そしてその名のとおり、ステロイドホルモンの働きを模した合成ステロイド剤は、医薬品として炎症性疾患の治療や、またスポーツなどで問題となるドーピングの薬剤としても有名です。これらの合成ステロイド剤は、天然のステロイドホルモンより強力な作用を持つよう人工的に設計され合成されており、皮膚炎などの治療には優れた効果を発揮しますが、一方で長期使用による副作用が大きな課題になっています。 

その副作用は、まさにストレスによるコルチゾール過剰分泌と同様に、さまざまな悪影響として現れます。具体的には、上記にも述べましたが、肥満や高血圧、糖尿病を招いたり、全身倦怠感、自己免疫疾患、色素沈着などにつながる場合もあります。抗炎症作用や免疫抑制作用は、長期にわたると免疫力の低下につながります。また自律神経の乱れから、不眠や睡眠の質の低下も起こります。さらに脳の機能にも影響があり、イライラや不安感が増し、情緒不安定になることも分かっています。 

こうしたホルモンの分泌過剰からくるトラブルを未然に防ぐには、まずはストレスをできる限り減らす生活が第一ですが、一方でストレスに強い身体づくりも大切です。適度な運動習慣や質の高い睡眠を確保することは、ストレス耐性を上げてくれます。また深呼吸や瞑想によりストレスを迅速に軽減し、神経系を落ち着かせることができます。もちろんバランスの取れた食事を心がけることは、ストレス緩和に有効ですし、社会的なつながりを通じて、ポジティブなセロトニンやドーパミンといったホルモンによって自律神経のバランスを改善することも有効です。そして、何より一日一杯のサステナが、ストレス耐性を上げてくれることは言うまでもありません。 

きょうも一日頑張ってゆきましょう。

よろしくお願いします。詳細を表示

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