NO.321 2月13日【金】=「がん活」のすすめ④=

おはようございます。

この日記で何度かご紹介している、大阪公立大学教授の川口知哉先生の著書『「がん活」のすすめ 科学と明言でつくる「がんを寄せ付けない習慣」』(講談社)から本日は、近代心理学の父とも呼ばれるアメリカのウィリアム・ジェームズと、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉を引用して紹介したいとおもいます。

私たちの人生のかたちある部分はすべて、習慣の集積にすぎない。

ウィリアム・ジェームズ(1842-1910 米国の哲学者・心理学者)

ハーバード大学で教鞭をとったウィリアム・ジェームズは、習慣とは意志ではなく、神経系に刻み込まれた「行動の自動化」であり、努力を要せず反復される力であると考えました。この考えは、私たちの生活がどれほど「無意識の反復」に支配されているかを鋭く指摘しています。ジェームズの言葉によれば、人生をつくっているのは小さな習慣の集積であるといいます。それは努力の結果ではなく、日々の選択が刻まれた積み重ねなのだと。喫煙、暴飲、夜更かしといった悪習も、最初は偶然の行為だが、繰り返されることで固定化し、やがて本人の意志を超えて行動を支配することになります。

一方で、早寝早起き、適度な運動、野菜を摂るといった良い習慣も同じように、繰り返せば無意識の自動行動となり、健康を支える「第二の天性」となります。ジェームズは「習慣は人格の建築材料である」とも述べましたが、それはまさに、「がん活」にも通じる言葉であります。健康とは意志ではなく、日々の選択が形づくる行動の積み重ねなのです。つまり生活習慣こそが、健康の土台でもある一方で、病をつくる負の側面も持ち合わせているということです。

毎日の小さな習慣の繰り返しが、慢性的な病気を作る。

フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900 ドイツの哲学者)

ニーチェには、繰り返される日常の小さな行為が、個人の運命を規定するという強烈な考えがありました。それを表明したのがこの言葉なのです。健康を蝕(むしば)むのも習慣であるといいます。しかし同時に、生をよい方向に向かわせるのもまた、習慣であります。わかりきったことかも知れませんが、問題は、悪い習慣を断ち切り、体がよい方向に向かう習慣を身につけてゆくことだといいます。しかし、それがなかなかできないというのも現実です。

よくない習慣をある日きっぱり断ち切ることは難しくても、止める努力は続けながらも、よい習慣で上書きしてゆくことは出来るのではと思います。サステナ習慣で、よくない生活習慣を少しずつ上書きしてゆく、それが私たちが進めるべきサステナ健康法であると考えます。

今日も一日頑張って行きましょう。

よろしくお願いします。

コメント

  1. ピンピンキラリ塩谷勇人 より:

    日々の習慣の積み重ねが、今を司っていると思います。

    波動医学の立場から見ると、言葉は、波動そのものなので、まずは日々の言葉を、プラスな言葉に転じていくことが、37兆の細胞が喜んで、健康寿命が伸びると思います。