NO.75 9月25日【水】=北海道研修旅行=

おはようございます。

東京もようやく気温が落ち着き、秋らしい風が吹き始めましたが、全国的にはまだ10月も平年を上回る高い気温が続く予報で、しばらくは日々の服装に毎日戸惑う状況が続きそうです。さて今週末はいよいよスターリジャパン初の北海道研修旅行です。当初の予定を大幅に上回る70名を超える会員の皆さんに参加いただくことになり、スタッフもその準備に追いまくられている状況です。過去には日帰りのバス旅行ではこの規模の旅行企画がありましたが、宿泊を伴う研修旅行ではこの規模は初めてであり、しかも参加者は南は沖縄から、北は仙台まで各地に散らばっていますので、全員が無事で楽しく有意義な研修旅行になるよう、全社をあげて慎重にそして、綿密に計画を練ってきました。

行程は、2泊3日のコースと3泊4日のコースに分かれますが、基本は北海道札幌の現地集合、現地解散ですので、例えば九州から参加の皆さんは、札幌に前泊することになるので、旅程としてはさらに1泊増えます。熊本や宮崎や、それぞれの地域から一旦福岡に集合し、グループで移動して頂きますので、集合までの道のりも、仲間でワイワイと楽しんでいただく時間になればと考えています。

今回の北海道研修の目的は、サステナの故郷であるニュージーランドスタイルの放牧酪農による健康で元気な牛たちに会いに行くことです。コロナ禍以前は、毎年のようにニュージーランドのサステナ生産農家や工場を訪問し、放牧酪農による健康で元気な牛から搾乳された、グラスフェッドミルク(牧草飼育牛乳)の優れた安全性と高品質について、体験的に学ぶ機会がありました。しかしながら、コロナ禍以降はずっとニュージーランド研修は中止され、さらに円安のあおりを受け、費用的にも難しい状況が続いていました。ところが、日本国内にもニュージーランドと変わらない完全放牧を実践し、品質の高いグラスフェッドミルクを生産している酪農家が、数は少ないが存在することを知り、今回の研修旅行が企画されました。

今回訪問する北海道の足寄町は、町ぐるみで放牧酪農を推進している先進的な地域です。見学を予定しているありがとう牧場は、オーナーである吉川氏が、自らニュージーランドで7年間修業を積んで帰国、この地にニュージーランド方式の完全放牧による牧場の建設に努力と情熱をつぎ込んできた、とても素晴らしい牧場です。そして現在では、放牧酪農による牧場がどんどん増えており、自治体も後押しする町ぐるみの取り組みになっています。牧場見学の後には、吉川オーナーに加え、沖縄から飛び入り参加くださったまーてる先生こと宮城医師にも登壇頂き、放牧酪農の魅力や、グラスフェッドミルクの栄養評価などについて、講演をいただく時間もとっていますので、サステナのこだわりである放牧酪農について、身をもって体験し、理解を深める機会になると考えています。

そして宿泊を予定している星野リゾートトマムも、この旅の大きな魅力になっています。かつてはウィンタースポーツリゾートして人気を博したアルファトマムホテルを、星野リゾートが再開発を手がけたホテルリゾートです。広大なスキー場やゴルフ場の一部を牧草地に変えて、星野ファームという観光用の牧場を建設し、放牧酪農を体験できるさまざまな野外アクティビティを提供しています。モーモー学校や、モーニングファームといった、酪農体験を通じて、北海道の放牧について触れる機会を持つことが出来ます。そして搾りたてのグラスフェッドミルクを味わうことも可能で、まさに放牧酪農の素晴らしさを身をもって体験するツアーになっています。この研修旅行を通じて、サステナのこだわりであるグラスフェッド(牧草飼育)の理由について、少しでも理解を深めいただければ、研修旅行は大成功だと考えています。

今日もサステナ飲んで頑張りましょう。

よろしくお願いします。

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