おはようございます。
唾液や尿から細胞を採取し、私たちの体の設計図ともいえる遺伝情報を解析することが出来る遺伝子検査について、その仕組みを昨日は簡単に説明しました。そして今その利用が、ガンだけでなくあらゆる疾病のリスクを事前に把握し、その予防と改善に幅広く利用が始まっていることをお話しました。ガンや生活習慣病、認知症、心筋梗塞など、さまざまな疾患の遺伝的リスクを調べることで、将来への備えとして参考にしながら、より自分に合った生活習慣の改善に取り組むことが出来るといいます。
ただ、問題も指摘されています。医療機関で主に行われるような診断的な検査は、こうしたインターネットなどで販売されている遺伝子検査キットではできないことになっています。例えば、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がんを予防するために両乳房を切除したというニュースが世界を驚かせたことがありましたが、これは乳がんの発症に強く関連している遺伝子の検査で異常が見つかったケースで、検査自体が診断行為に当たり、医師や医療機関を介さない通販の遺伝子検査では、扱えないことになっています。日本では医師法によって、医師でなければ診断行為は禁止されているからです。
では、通販などで販売されている遺伝子検査キットは、具体的には何を調べているのでしょうか。検査結果が診断行為にならない範囲での検査という制約があるため、複数の遺伝子や環境因子が複雑に影響する生活習慣病などの疾患や、個人の体質といった部分に限定して検査が行われるということになります。こうした検査キットは、病院などで実施される診断とは異なり、各社独自のアルゴリズムに基づいて個人の健康に関する傾向とリスクについて、診断ではなくアドバイスするという立場を取っています。そして対象とする遺伝子の選択や解析するためのアルゴリズムについても発展途上であり、予防的な利用がこれからもまだまだ広がって行く可能性があると予想されています。
日本では、すでに美容、ダイエット関連分野において、サプリメントの販売やエクササイズ指導といった2次サービスの販売につなげる目的での活用が進みつつあります。検査キットもさまざまな製品が開発されており、疾患のリスクや体質などを幅広く、数10から数100項目検査するタイプのものまであります。また価格も数万円から10万円前後のものまであり、高額なものは専門家によるカウンセリングまで付帯サービスとして用意されています。
こうした遺伝子検査キットは、私たちのサステナを継続的に利用いただいている会員の皆さまにもぜひ活用いただくメリットがあると考えています。それは健康状態のモニターとしての活用です。特定の疾病に限定することなく、加齢や生活習慣による体調や体質の変化を早期に把握できれば、サステナを継続的に飲み続ける動機付けにもなると考えるからです。特定の疾病や症状の改善は、目に見えて体感がありますが、健康の維持と予防はなかなか実感を体験するのは難しいと言います。しかしこうした検査キットを定期的に利用すれば、目には見えにくい健康状態の変化、体質の改善などが可視化できるので、継続への大きな動機付けになると考えるからです。どのような検査キットが適しているのか検討はこれからですが、新たなサービスとして早期に導入を目指したいと考えています。
今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。


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