NO.393 7月16日【木】=腸活とサステナ=

おはようございます。
「腸活」という言葉がトレンドワードの上位にのぼり、テレビや雑誌、インターネットなどでも話題にならない日がないくらい、いまや健康増進とダイエットには欠かせないキーワードになりました。腸活とは、腸内の環境を改善することで、健康や美容に関するさまざまな悩みを解決しようという取り組みです。具体的には、食事や生活習慣を改善することにより、腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を良好な状態に保つことを目指しますが、ヨーグルトやサプリメント、飲料などさまざまな商品が「腸活」を掲げて、市場にあふれています。

私たちの腸内には、500種類、100兆個もの細菌が存在しているといわれ、この細菌たちが一定のバランスを取りながら棲息していることはご存じのとおりです。これらの細菌群は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌といったふうに3つのグループに分けて説明され、理想的には善玉菌が30~40%、悪玉菌10%、日和見菌50~60%というのが、望ましいバランスとされています。しかしながら、体調を崩したり、食事の栄養バランスが悪かったりすると、てき面にこのバランスが悪玉菌優位となり、私たちの健康に大きな悪影響をもたらすことになります。

腸活には、食事や運動、生活習慣の見直しが肝心ですが、ポイントはいかに悪玉菌を減らして、善玉菌が優位になる腸内環境をつくれるかです。多くの商品やサービスが善玉菌を増やすことを目的にして商品開発され販売されています。善玉菌の代表である乳酸菌やビフィズス菌を謳った製品がたくさんあります。これらの商品はプロバイオティクスと呼ばれるもので、善玉菌を直接的に口から摂取することで、腸内の善玉菌の数を増やそうという単純明快なアプローチです。そのため、商品にどれだけ多くの善玉菌が含まれているかが、アピールポイントになっています。

100億個、400億個といった形で数を競っていますが、しかし現実はそう簡単ではありません。数でいえば、腸内細菌は100兆個以上です。これに対し100億個は1万分の1にすぎません。500億個でも腸内には2,000倍もの細菌がいて、その中に紛れてしまうということです。しかも口から摂取すれば胃という難関を通過しなければならず、大半が胃酸によって死滅してしまいます。たとえ腸まで無事たどり着いても、実は先住民の善玉菌とは、例えば同じ乳酸菌の仲間であっても、少し種類が異なると仲間に入れてもらえず排除されてしまいます。善玉菌を直接取り込んでも、なかなか腸内環境を変えることは容易ではないのです。

そこで、次に登場するのが善玉菌を外から入れるのではなく、腸内の善玉菌を増やすアプローチです。善玉菌が好んで食べるエサを使って効率的に善玉菌優位の環境に変えようという試みです。悪玉菌が利用できない善玉菌専用のエサを開発し、これを送り込んで腸内の善玉菌だけを効率よく増やすことが可能です。オリゴ糖や食物繊維が善玉菌を選択的に増やすエサとして利用されています。それがプレバイオティクスと呼ばれる商品群です。

最近では、この2つアプローチを組み合わせた商品も多く発売されており、善玉菌であるプロバイオティクスと、そのエサとなるプレバイオティクスをミックスしています。乳酸菌などの善玉菌に、しっかりと活躍できるようにお弁当を持たせて送り込むという手法です。プロやプレに対してシンバイオティクスとも呼ばれています。

そして腸活の切り札と言えば、サステナですが、ではサステナはどのように腸内環境改善に働いているのか、乳酸菌やビフィズス菌といったプロバイオティクスとの違いは?、組み合わせた場合の相性は?この続きはまた明日お話したいと思います。

今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

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