NO.344 4月2日【木】=血圧のはなし=

おはようございます。
昨日の血糖値につづき、つぎは血圧です。健康診断で、血圧の欄を気にする人は多いと思います。日本人の3人に1人は高血圧といわれ、糖尿病と並んでまさに国民病といえる状況です。高齢になるほどその割合は増えてゆき、60代以上では、男性の半数以上、女性も50%を超える高血圧患者がいるとされています。高血圧は自覚症状がほとんどないまま進行することもあるため、正しい知識を持っておくことが大切です。

テレビCMなどで、130を越えたら対策が必要というフレーズを耳にしますが、数値がいくらなら高血圧と診断されるのか、そもそも血圧とは何を示すものなのか、ここでいま一度確認しておきたいと思います。まず血圧とは、ポンプである心臓が収縮して血液を全身に送り出す際に血管にかかる圧力を指しています。血管がホース、血液を水とすれば、血圧が高い状態はホースがギュっと握られて狭くなり、水が勢いよく出ている状態に例えられます。血圧が高すぎる状態が続けば、血管に圧力がかかり続けるため、血管というホースは徐々に劣化して、伸縮性を失ってゆきます。これが動脈硬化の状態です。その結果、血管はさらに狭くなってしまいます。

血圧といっても、上の血圧と下の血圧があることはご存じのことと思います。たとえば、125/75mmHgというように表示されますが、このときの125が上の血圧で、収縮期血圧と呼ばれます。75が下の血圧で拡張期血圧です。収縮期血圧は、心臓が収縮した時に血管にかかる圧力、拡張期血圧は、心臓が拡張しているときにかかる圧力です。中高年では、収縮期血圧の高さ(上の血圧)が脳卒中のリスクに関係することが知られています。一方、若年層においては、拡張期の血圧の高さ(下の血圧)が将来的な動脈硬化のリスク因子となるため、若い世代では拡張期血圧をしっかり意識することも重要といいます。

では、血圧の正常値、高め、高血圧の判断基準は、どのように決められているのでしょうか。一般に医療機関で測る血圧と、自宅で安静時に測る過程血圧では基準が少し異なるといわれています。平均すると5mmHgほど家庭の方が低く出ることが知られています。これを踏まえて正常血圧の医療機関での数値は、収縮期が120mmHg未満、かつ拡張期が80mmHg未満とされており、家庭ではそれぞれ5mmHgを引いた数値となります。ただし、個人差も考慮すれば、やや高めでも正常内とされる限界は収縮期が129mmHg未満、拡張期が80mmHg未満とされており、これがCMなどでいう130mmHgを越えたら対策を、とする根拠になっています。そして高血圧と診断される基準は、収縮期140mmHg以上かつ/または拡張期90mmHg以上(家庭血圧はそれぞれ5mmHgを引いた数値)となっています。

高めの数値が出た場合でも、あわてる必要はないといいます。血圧は一日の中でも変化していますし、もちろん高い状態が続けば、重大な病気につながるリスクもあり早めの対応が大切ですが、医療機関の早急な受診が必要とされるラインは、収縮期160mmHg以上または拡張期100mmHg以上とされており、この場合は、速やかな受診が必要といいます。それ以下であれば、高めの数値が出た場合でも、まずは生活習慣の改善を試みることを考えてみましょう。それでも1カ月以上下がらなければ、やはり受診が必要です。

ただし、次のような場合は、生活習慣の改善を待たす、至急医療機関を受診する必要があるといいます。
*脳卒中、心筋梗塞などの既往がある
*不整脈がある
*慢性腎臓病がある
*糖尿病がある
*その他危険因子が複数ある

国民病ともいわれる高血圧症も、血糖値と並んで私たちの身体の日々の営みを司る恒常性維持機能の乱れ、つまり調整機能がうまく作動していないことで生ずる問題と言えます。現象として血圧が高くなることで各所にトラブルが発生することになりますが、血糖値と同様にその根本は代謝の乱れから問題が起きていると考えます。つまり代謝を整えて、本来の恒常性維持機能が回復すればすべてのトラブルは修復に向かうはずで、その大元に私たちのサステナは作用していると考えています。

今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

コメント

  1. ピンピンキラリ塩谷勇人 より:

    血圧は、その人にとっての必要不可欠なものだと考えてます。イタズラにガイドライン通りに当てはまるのは、とても安易だと思います。現在の値では4,300万人もの方が高血圧になってしまいます。何もリスクを背負ってなければ、収縮期160mmHg以上または拡張期100mmHg以上を目安にした方が、自然と思います。早急に対症療法のお薬に頼らず、まずはご自身ができることから始めて、どうしても下がらない場合は、医療機関に相談されると良いと思います。サステナを毎日飲めることは、予防医学の最初の第一歩だと考えてます。