NO.234 8月8日【金】=空前の猛暑の理由②=

おはようございます。
昨日からの続きです。今日も全国的に真夏日を観測する地点が広がる予報で、特に太平洋側では35度を超える地域が近畿、中部、関東と広い範囲にわたる予報になっています。一方で鹿児島、宮崎、北陸・東北の日本海側では昨夜から線状降水帯の発生が続いており、重大な災害につながる事態に最高レベルの警報が出されています。こうした異常とも思える気温の全国的な上昇と、それに伴う干ばつと豪雨の繰り返しが、どのようなメカニズムで起きているのか、私たちはきちんと把握しておく必要があると考えます。

そのうえで、一人一人ができること、コミュニティや自治体など、協力して取り組むべきこと、また国際的な枠組みをもって地球人類全体で知恵を出し合うべきこと、さまざまなレベルでの取り組みが積みかなさって初めて、温暖化という問題に対する有効な対策がとれるのだと考えます。それにはまず個々人が正しく現状を把握し理解することが必要であり、理解がなければ行動を持続させることは難しいとも思います。

以前にも述べた通り、地球全体の温暖化により気候のメカニズムが変化しつつあります。日本の近海では10年以前との比較で、最大4度ほど海水温が上昇しています。元来水の性質として空気などより圧倒的に熱を保持しやすい特徴があります。一度暖まると冷めにくいということです。これが毎年蓄積されることで、温度がどんどん上昇しています。この現象によって海産物の名産品がどんどん北上しつつあることは、以前もお話した通りです。

そこに、今年はラニーニャの影響もあり太平洋高気圧が西に張り出し、大きく日本列島を覆う形が続いているのです。そしてその高気圧の縁に沿うように南からの強い熱風が吹きあがり、日本列島に猛暑をもたらしています。さらにに日本近海の海水温が高い影響で、海面に多くの水蒸気があり、これを吸収しながら非常に湿度の高い熱風として日本に到達すると、日本の地形や、また上空の寒気とぶつかり、前線が発生し大雨を降らせます。そしてこれが繰り返し同じ地点で起こることで、線状降水帯が発生することになります。

その大きな原因が温室効果ガスと呼ばれるCO2などの排出量増大であり、これを止めるしか対策はないのですが、私たちが普段の生活でできることはたくさんあります。まずは断熱住宅に住み、省エネ家電・エコグッズを活用、そして太陽光発電など再生可能エネルギーをできるだけ取り入れる努力が望まれます。また、ごみを減らし資源のリサイクル、フードロスの低減、環境にやさしい生活を心掛けることも大切です。みんなで手間や労を惜しまず、それを我慢によってなすのではなく、楽しんでできる工夫も大事であると思います。持続できなければ意味がないのですから。

今日も一日サステナ飲んでがんばりましょう。
よろしくお願いします。

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