NO.188 5月15日【木】=大阪・関西万博2025②=

おはようございます。
昨日からの続きです。55年ぶりの開催となった大阪での万博ですが、1970年の前回とはなかなか勝手が違うようです。開幕から1カ月で来場者は300万人を超えたと万博協会は発表していますが、想定の1日15万人というレベルには程遠いようで、最も来場者が多かった開幕初日でも12万5千人、ゴールデンウィークも思ったほど数字は伸びていないようです。前回の大阪万博は、期間中6400万人の来場が記録されており、今回は想定でも2800万人ですから全く規模が違うと言えます。さらに初月300万人では単純に6カ月で換算すると2000万人にも届かないことになり、筑波科学万博(1985)大阪花博(1990)愛知愛・地球博(2005)と比較しても、はじめて2000万人を割り込む事態になる可能性が出てきました。夏休みから会期後半に向けて、さらなる宣伝と話題作りが急務となっています。

読売新聞の集計によれば、4月の入場者を都道府県別にみると、大阪府が45.4%とほぼ半数が地元で、次いで兵庫県が14.1%、これに京都4.9%、奈良3.6%、滋賀2.0%を加えると、70%が地元の関西圏からの来場者ということになります。首都圏は東京が5.6%、神奈川2.6%、千葉1.3%、埼玉1.2%と足しても10%程度と、現在までのところ大阪・関西万博はまさに関西のローカルイベントといった位置づけで、まったく全国区のイベントになっていないことが読み取れます。

内容的には、昨日もお話した通り、さまざまな国や企業が工夫を凝らした展示を行い、まさにテーマのとおり「いのち輝く未来社会のデザイン」を随所に体験できる博覧会になっており、中でも人気のアメリカ館では、世界中の若者が人種や民族を超えて新しい未来を創造するためにともに学び、働く社会を目指し、その一つとして宇宙開発の歴史を紹介しています。アポロ計画、そしてアルテミス計画を進めてきたアメリカが、世界と手を携えて地球から宇宙へ旅立とうというメッセージを感じる展示であったと思います。最後には55年前の大阪万博でも話題になった月の石の展示があり、今回はじっくりと拝むことができました。

世界に混乱をまき散らしているトランプ政権のアメリカとは、まったく印象が違うアメリカ館の展示ではありましたが、これも多様性の現れなのかもしれません。ほかにも多くの国や企業のパビリオンや展示がありますが、感覚的には55年前の万博よりももっと近い現実的な未来をデザインし実体験できるような展示が多いように思いました。その近未来体験を味わうだけでも一度は訪れる価値があると思います。

今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。

コメント

  1. 井本ハナ より:

    お早うございます。コメント有り難う御座います。5月末、夫が、緊急入院致しました。
    退院致しました。仕事にも復帰致しました。
    全てに感謝感謝です。命と向き合う体験は、とても貴重です。(助かったから言えます)
    さて、私は7年前から一般社団法人自然による人類救済の会を学んでおります。この会は、ブルーノグルーニンさんと言う有名なヒーラーさんです。宗教ではないですよ~✌️
    一般的には、ブルーノグルーニング交友会と、称しています。自然は神であり、人間は神の子供であると、そして、思考が、言葉になり、言葉が行動になり、結果人生となる。
    人間は善と悪の間に生きている。どんな思考を取り込むのかで、人生が決まると。滝に撃たれたり、砂浜で水遊びや、大地でキャンプ等、自然の発するエネルギーを受け入れる週間を作る。そして、新しい技術、開発、教育、医療
    政治等などは、すべて、善なる為にのみ、使われます様にと、願い思考に入れますじつ、は。
    その集客が世界の状態を作る。
    先日テレビで武田鉄矢さんが言ってました。
    月は美しく輝いている。其れは持ち主がいないからだと、地球は、如何でしょうか?と
    考えさせられました。
    実は東京港区の三田国際ビルに、若い頃勤務していたした。約34社の関連企業の要の組織本部で、企画、実現の為にほぼ全国に足を運びました。
    10億でスタートしましたが340億なったときは、大満足でした。忘れられない思い出です。
    単身赴任でした~。此の会社の会長から教わった多くの学びは、今でも世の中に活かせることを願っています。野本博士の人の命が救えるから、と言う想いが、私を動かして、メンバーになりました。然し、残念なことが一つ有ります。その事はとても重要な事で、企業(顧客)
    の礎に成るものだと、確信いたしております。
    此の事を、一度お尋ねしたいと何時も思っております。長々となりました。お忙しい中、ごめんなさい。
    何時も有り難う御座います。✌️