おはようございます。
先週からの続きです。米国シンシナティ大学の佐々木敦朗教授が推奨する「ファスティング(絶食)健康法」について、先生の著書「からだが目覚める『食べない力』」(講談社)から一部抜粋しながら、ともに考えてみたいと思います。
ファスティングは、日常の体内時計の調整に役立つと先生は言います。食事と絶食のサイクルを明確化する「時間制限ファスティング」は、肥満解消にも効果があることから、「時間制限ダイエット」とも呼ばれています。近年の研究でも、適切な時間制限食は体重や体脂肪を減らし、代謝指標を改善する食事方法であることが支持されています。
食べない時間を確保することは、グリコーゲン由来の糖分だけでなく、脂肪からつくられるケトン体も活動の燃料として使うのを促し、体重の減少や血糖値の改善に役立ちます。また、細胞内にたまったゴミを掃除したり修復したりする作業(オートファジー)の働きを高めます。夜間にお店を閉めてしっかり掃除しておけば、翌朝スムーズに開店することができるというイメージです。元気に活動できるようになるのです。16時間ファスティングなどの、時間制限ファスティングは、食べる時間を整えることで、体内時計の「リズム合わせ」をしやすくすることができます。生活はそのままで始められるので、ファスティングの入門としてはおすすめです。
食事を抜くとお腹が空いて仕事に集中できないのではと、不安に思われるかもしれません。しかし、身体が脂肪燃焼モードに切り替わると、空腹を気にせず過ごしやすくなり、頭がクリアになってかえって仕事がはかどると感じる人も多くいるといいます。血糖値が安定し、脂肪からつくられるケトン体の量が増えて、脳がそれを燃料として使いやすくなると先生は分析しています。
1日のうち16時間食べない時間をつくる、時間制限ダイエットはハリウッド俳優など、多くの著名人が実践するファスティングとして有名になりましたが、ダイエット効果だけでなく、胃腸の調子を整えて生活のリズムを改善したり、体調の管理にとても有効であることが臨床研究などでもしっかりと裏付けられているといいます。
食べない時間をつくるのは、「つらそう」とか「我慢できない」と思うかもしれません。しかし、時間制限ファスティングでは、無理なカロリー制限の必要はないといいます。食べる時間帯を一定の範囲内に決めておくだけで、体内時計が整いやすくなり、体調管理やダイエットにも良い効果が期待できるそうです。ファスティングで体内時計を整えて、ダイエットだけでなく、老化防止、睡眠の改善、そして免疫力のアップにも効果があると言いますから、ぜひ試してみたいですね。
今日も一日頑張ってゆきましょう。
よろしくお願いします。

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