NO.402 8月5日【水】=夏の風物詩・花火=

おはようございます。
夏のイベントといえば、花火大会を思い浮かべる方も多いでしょう。夜空を彩る打ち上げ花火を見たり、家族や友人と市販の花火で遊んだりすると、夏らしい気分が味わえます。8月に入り日本各地のさまざまな場所で花火大会が開催されています。東京近郊では、7月25日に隅田川花火大会が開催され、2万発の花火に100万人の人々が酔いしれたと言います。テレビなどでも中継され、さらに多くの人々の目を楽しませてくれる夏の一大イベントになりました。そして8月1日は江戸川や荒川の河川敷で、合わせて3万発近い花火が打ち上げられ、何十万人もの人々の動員があったと言います。

8月いっぱいはほぼ毎週末どこかの地区で花火大会が開催され、多くの人々が銘々に浴衣姿に飲み物や食べ物を携えて、河川敷や広い公園などに陣取り家族や友人と花火を楽しむというのが、日本の夏の風物詩になっています。しかし昨今は、その花火大会も開催のための安全管理や費用の問題などで、中止する自治体や団体が相次いでいると言います。物価高騰の波は花火大会にまで及んでいるのです。大きな大会は、地元企業などがスポンサーとして支えてきていますが、それでも資金不足は解消できず有料化に踏み切る大会も増えています。花火は野外のエンターテインメントとして、お金を払って鑑賞する時代になってきたのだと言えます。

一方有料化にすることで、昨今の花火大会はそのエンターテインメント性を上げて観客をより楽しませる方向に進化している面もあります。花火そのものの完成度や芸術性を競ったり、音楽との共演を模索したり、最近ではドローンやレーザービームを取り入れた演出など、目覚ましい進化を遂げている部分もあります。ますます華美で迫力を求める方向に、昔ながらの花火大会とはだいぶイメージが変わってきているのも事実です。特にテーマパークなどで開催される花火大会はその傾向が強いように思います。

花火の魅力迫力は、やはり音とその光の大きさを、目や耳だけでなく五感で感じることで、まさに体感する臨場感にあると思います。スターマインのように連続的に打ち上げられる花火の豪華で派手な演出は、思わず声を上げてしまうくらい圧倒されるものがあります。一方で尺玉と呼ばれ大輪の花を咲かせる花火は、「たまやー。かぎやー。」と掛け声があがり、お腹のそこにまで響く迫力を感じます。菊や牡丹、あるいはしだれ柳のように流れ落ちる冠ろなど、伝統的な花火の型に加え、ハートやスマイル、あるいは文字などを描く型物と呼ばれる技術も進化しています。しかし何と言っても、尺玉の迫力は圧巻で、現在最大級のものは4尺玉といわれ、直径が120センチにもなる大玉です。空中で開花すれば、その直径は700メートルにも及ぶサイズで、一発だけでも大迫力を感じるサイズです。

1発の迫力に対して、一度にたくさんの花火を連続的に打ち上げて迫力と華美さを演出するのも最近の花火の傾向です。パソコンで点火のタイミングを自動制御することで、音楽に合わせた動きを演出したりすることが出来るようになりました。オープニングやフィナーレでは、数秒の間に1000発以上の花火が一気に夜空に舞い上がり、まるで昼のような明るさになります。まさに息をするのを忘れるほどの感動をおぼえる瞬間です。茨城県の利根川花火(9月)では3万発、千葉の幕張花火大会(8月)は2万4千発の花火が打ちあがるとのことで、打ち上げ数では群を抜いています。

これからお盆に向けて、各地の花火大会の開催はピークを迎えますが、現在の花火大会はそれぞれ地域の特色を活かしたり、技術的な進化もあり、その楽しみ方は色々です。夏の暑さを一時でも忘れさせてくれ、楽しい思い出をくれる花火、家族や友人と誘い合わせてぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。

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