おはようございます。
12月10日、スウェーデンのストックホルムで今年のノーベル賞受賞式が行われました。日本からは、大阪大学の坂口志文教授が生理学・医学賞、京都大学の北川進教授が化学賞と、10年ぶりとなるダブル受賞となりました。受賞の理由は、以前もお話しましたが、坂口先生が「制御性T細胞(Tレグ)の発見」、そして北川先生が、さまざまな気体の吸着や貯蔵・分離が自由にできる「金属有機構造体(MOF)の開発」でした。いずれのテーマも、人類がいままさに直面する大変に重要な課題を解決に導く大きな発見、発明であると評価されての受賞であります。
会場となったストックホルムのコンサートホールでは、オーケストラが行進曲を奏でるなか、受賞者は一人ずつ壇上にあがり、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルと賞状を授与されました。坂口先生は、メダルがけっこう重いの驚きながらも、人生で特別な日になったと奥さまと関係者への感謝の言葉を述べられました。また北川先生は、共同研究者らと握手を交わし写真をとるなど、共に喜びをかみしめておられました。
特に坂口先生の発見である制御性T細胞(Tレグ)は、一昨日来お話しているヘルパーT細胞の2つのタイプ(Th1・Th2)がバランスすることでお互いに調節しあっているという話に深く関わっていると考えられています。Tレグ細胞は、その名のとおり免疫のブレーキ役であり、免疫のバランスがTh1優位に傾きすぎればリウマチなどの自己免疫疾患を発症しますし、逆にTh2優位に傾きすぎると、今度は花粉症やアトピーなど過敏になりすぎてアレルギー症状をおこすことになりますが、その両方を緩和し、あるいは抑制することで、これらの治療につながることが期待されています。
T細胞とよばれる免疫細胞は、ヘルパーT細胞、制御性T細胞の他に、キラーT細胞など様々な形で私たちの免疫のしくみを動かし、あるいは調整し、制御する役割を担っており、まさに免疫の司令塔といってもいい存在です。そしてその司令塔の働きに私たちのサステナは、深く関わっていると考えられており、サステナに含まれる抗体成分や炎症を抑える生理活性物質が、こうした免疫細胞と共同的に働くことで、多くのトラブルや疾患を解決に導くお手伝いをしていると考えれば、さまざまなサステナの効用が説明できるのではと考えています。まだまだ、解明されていない部分も多い免疫という私たちのカラダの防御機構ですが、その司令塔たるT細胞に私たちのサステナは深く関わっているということは間違いない事実なのです。
今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。

コメント
サステナの存在意義が、坂口先生のお陰で、さらに説得力のあるものになったことは、大変有意義で嬉しい限りです。今まで免疫に興味がないかたや、理解がない方にとっても、興味や理解を得やすくなり、サステナはと繋がっていくと確信してます。
来年こそは、サステナの新たなる門出となるよう邁進していきたいと強く思います。