NO.238 8月22日【金】=寝たきりにならない健康習慣②=

おはようございます。

昨日からの続きです。健康寿命を延ばして、誰の世話にもならず自立した生活を送りながら、最後は老衰という形で一生を終えること、それがピンピンコロリの理想であり、多くの人たちが考える幸福な終活のゴールであろうと思います。しかし、残念ながら現実は健康寿命が尽きてもさらに10年以上の期間不健康寿命が続くことを覚悟せねばならず、その入り口となっているのがフレイルという新たなリスクです。

日常生活において定期的に、軽い運動・身体活動をするだけでもフレイル予防になりますが、たんぱく質やカルシウム、ビタミンDなどの筋肉・骨を構成する栄養素の摂取不足を回避することにも十分な配慮が必要です。フレイルが進行すると骨格筋の萎縮・機能低下が起こります。高齢者に多く発症する疾患として、サルコペニアとも呼ばれていますが、その予防には適切なたんぱく質摂取と筋トレが効果的であることは広く知られています。

しかし、シニアは筋トレだけだと筋力の増加が認められにくいことが報告されており、同時に適切なたんぱく質摂取が重要であることが報告されています。肉類はたんぱく質が豊富ですが、なにもステーキを毎日食べる必要はなく、日本人が日常的に摂取している魚介類、納豆や豆腐などの大豆製品、そして卵類、牛乳・乳製品などを積極的にとって、フレイルの予防を図ることが重要です。

さらにビタミンは、体調管理にとって極めて重要な栄養素です。なかでもビタミンDは、これまで骨の健康との関連で注目されてきた脂溶性ビタミンです。ビタミンDは紫外線によって皮膚でコレステロールから合成されますので、外出して太陽の光を適度に浴びてください。それとともに、ビタミンDを多く含む魚介類や乾燥しいたけ、乳製品などの食品を積極的に摂取するのがよいと言われています。当たり前のようですが、シニアは積極的に外出し、からだをよく動かすとともに、ビタミン豊富な食事にも配慮するということが、何より健康の保持にとって重要だといえるのです。

このようにフレイル予防という観点から運動と食事を考えると、まさにサステナが栄養的にも非常にバランスの取れたフレイル対策食品であり、サステナの仲間と交流することもフレイル対策につながっていることがよくわかります。

今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。

よろしくお願いします。

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