NO.231 8月5日【火】=フリーエコノミクスとサステナ②=

おはようございます。
日本の経済力低下、気候変動、物価の高騰、少子高齢化、社会保障の限界、数多くの問題を抱えながら、何も解決できない政治と、まさに瀕死の状態とも言える私たちの社会ですが、日本はまだ戦争や国際紛争に直接巻き込まれていない分だけでも幸運なのかも知れません。しかし、それも日本が安全保障の頼みの綱として依存する米国の気まぐれなリーダーの胸先三寸にかかっていると言わざるをえない状況です。情けないほどに米国におもねる日本の現状は、なんとしても国際紛争や戦争に巻き込まれることだけは避けたい、ただそれだけを最優先に同盟国として米国の核の傘に最後の期待をよせるけな気な忠犬でしかないのかも知れません。

少し本題と話がずれてしまいましたが、いまや中国、ロシア、アメリカ、ヨーロッパ連合など、大国やその集合体として独立した経済圏と安全保障を堅持している国々の狭間で、日本は唯一その経済発展の力をもって、国際社会における地位を築き、また維持できて来たと言えます。しかし日本のその輝きを支えてきた経済力は失われつつあります。かつて世界第2位を誇ったGDPは5位まで転落し、国民ひとりあたりで見ると20位以下まで落ち込んでいます。日本円の価値もかつての半分であり、円の購買力は年々下降しています。経済が強固であれば、ある意味その経済力が安全保障の下支えになる部分もありましたが、いまはそれも期待できない状況です。

では、これからどうのようにして日本は世界で生き残ってゆくのか、どうすればかつての経済力を取り戻せるのか、そこに私はフリーエコノミクスの活用と拡大が大きな役割を果たすのではと考えています。フリーエコノミクスは、そこで流通するサービスやモノが高品質、高付加価値であることはもちろん大前提ですが、これを競っているだけでは、資源やエネルギーの豊富な大国にはもう勝てません。そこにもう一つの価値として情報を追加し、そしてその情報を加えることで、その商品価値を双方向的に、あるいは多元的にやり取りできる仕組みをつくる、まさにアイデア次第で、従来の売手から買手と言った二元的な取引から、複数の利害関係者が多元的にそれぞれの役務と報酬をやり取りする経済のシステムを構築しようとするものです。

サステナは、その一つの実験であり、これが次世代の経済モデルになることを私たちは期待しています。すべての人々が必要とするまさに社会インフラ的なサービスでありながら、税金や社会保障に負担をかけることなく、しかも必要度がより高い健康に困窮している人々から優先的に、ほぼ個人の負担なく提供できる仕組みがフリーエコノミクスによって可能になると考えています。サステナは、単なる製品ではなく、人々の健康と生活を守り、その健康情報が蓄積集約されることで、新たな価値として企業などに利用応用されることで、また新しい製品やサービスを生み続けることが出来ます。これは健康付加価値のリサイクルであり、そこに関わる個人や企業、行政も含めてそれぞれに利益とメリットを生み出す、まさにサステナブルな新しい経済モデルになると考えています。

今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

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