NO.204 6月13日【金】=130超えたら高血圧?=


おはようございます。

テレビのCMでも、こんなフレーズで血圧対策のサプリや健康食品を勧めているシーンを良く見かけます。また健康診断などでも、収縮期血圧(上の血圧)は130以下が正常値とされているようで、これを超えると高血圧予備軍として、対策や治療を勧められることになります。この血圧に関わる正常と異常の境界線は、年々下がる傾向にあり、ひと昔前はその境界は160とされた時代もありました。果たして本当に130を超えるとリスクがどのくらい上がるのか、一律に線引きする根拠は何なのかしっかり検証する必要があると思います。

まず血圧が高いと、どのようや病気、トラブルになるのかですが、いわゆる高血圧症による症状は、血圧が高いことによって引き起こされる二次的な症状であり、めまい、ふらつき、頭痛と言ったものから、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞と言った緊急に命にかかわる事象まで、多岐にわたっています。しかしながら、血圧が高いということ自体が痛みやトラブルを引き起こしているわけではありません。結局のところは、血圧が高いことと、他の条件が組み合わされることでトラブルや病気に発展するのであって、血圧はその一要因でしかないということです。したがって血圧の数値だけで、病気や症状として判定するのはかなり乱暴な話であり、その他の因子と合わせた判断が必要なのだと言います。

やはり、避けるべきは脳梗塞、脳出血、心筋梗塞などの重度の疾患であり、その引き金として血圧は大きな因子であることは間違いありません。しかしながら、血圧は私たちが生きてゆくために必要な機能であり、これが体調や生活リズムに合わせて適切に調整されているからこそ、全身に血液が循環され、私たちのカラダの様々な臓器や器官が働くことが出来ている、体内の重要なインフラ設備といっても良いかも知れません。適切というのは、カラダの状態に合わせて変化させる必要があるということで、もちろん高すぎても低すぎてもいけませんし、ちょうどよいところは、時々によって変わって行くということです。そしてその調整が利かない、できない状態が続くことが病気を引き起こすことになりますが、それでも私たちのカラダはよくできていて、二重三重にトラブルを防ぐ仕組みが備わっていて、ある程度リスクを回避することが出来るようになっています。

具体的には、血管の弾力性、柔らかさや、また流れる血液の流動性(サラサラ度)も、こうしたリスクを回避する要素として非常に重要な役割をになっています。たとえ血圧が200を超えていても、血液がサラサラで、しなやかで弾力性のある血管であれば、なんらトラブルを起こすことなく健康に生活ができるはずです。脳梗塞、心筋梗塞と言った病気を未然に防ぐには、血圧だけではなく、血液や血管の状態を合わせて考えるべきで、ただ血圧を下げればいいという問題ではないということです。血圧さえ130以下にすればよいという単純な発想は、かえって危険であり問題の本質ではないということをきちんと理解することが大切であると考えます。

私たちのサステナはそれぞれの人にとってちょうど良いところに導いてくれる、まさにバランスをとるという働きに優れた製品であることは言うまでもありませんが、これはまさに食品であるからこその力であり、一方向にしか働かない医薬品、クスリには絶対に真似のできない芸当なのだということをしっかり理解しておきましょう。

今日もサステナ飲んで頑張りましょう。

よろしくお願いします。

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