おはようございます。
日本の犬猫の飼育頭数は、2023年に1591万頭となり、減少を続ける15歳未満の子供の人口1435万人を上回りました。その後もペットの飼育頭数は微増を続けており、一方子供の人口は減少が加速しています。少子高齢化とペットの飼育頭数には、日本の社会構造の変化が反映されていると考えるべきなのかもしれません。
人間よりも寿命の短いペット達ですが、やはり近年は平均寿命がどんどん延びる傾向にあり、1980年ころは4年程度だったのが、直近の2024年の統計では、犬が14.9年、猫が15.9年とやはり長寿化が進んでいるようです。どちらも過去10年で1年以上延びており、人間の寿命に換算すると5歳くらい延伸していることになります。やはり人間と同様に食事を含む生活様式が変化改善されていることが大きいと考えますが、特に犬は小型化が進んだことも要因としてあるようです。
犬と猫を区別して見ると、全体の飼育頭数は過去10年で、犬は820万頭から680万頭と減少傾向ですが、猫は840万頭から920万頭と増えています。どちらも長寿化している点は変りませんが、それぞれの飼育スタイルや飼育にかかる支出額の差が影響していると考えられます。一般的に犬は散歩など飼い主にも活動的な対応が要求されますが、猫の場合はほぼ屋内での生活が中心となっています。また健康維持についても犬の場合はワクチンの接種を含めて、医療費などの負担が大きく、生涯必要経費が犬と猫では平均でも100万円以上の差があると言われています。
コロナ禍以来、新規にペットを家族として迎えるケースが犬で年間40万頭、猫でも37万頭と非常に増えたのは事実で、少子化の反動がこのペットブームを後押ししているのかもしれません。しかしながら、人間同様ペットも長寿化が進む一方で、飼い主のライフスタイルに同化する側面があり、いわゆる生活習慣病と思われる疾病が広がっていると言われています。寿命が延びれば当然ガンにかかるケースも、また糖尿病や認知症になる子たちも増えていると言います。
飼い主と生活空間をともにしている以上環境的な要因は共通であり、感染症のリスクも共通する部分が多くなっていると言います。その意味でペットたちの腸内フローラも飼い主に似る傾向があると言いますから、ペット達にもサステナは有効であると考えています。こうしたニーズもあり、ペット用製品の開発にも今後取り組んでゆきたいと考えています。
今日も一日サステナ飲んでがんばりましょう。
よろしくお願いします。

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