おはようございます。
昨年末からインフルエンザが大流行しています。同時に新型コロナの感染も再拡大していることが報告されており、また子供たちを中心に8年ぶりとなるマイコプラズマ肺炎の流行も重なり、お正月から各地の医療機関に患者があふれている状況とニュースが伝えています。現在流行しているこれらの感染症は、いずれも症状的には風邪の症状と共通しており、個人では判定が難しくその分適切な治療のタイミングが遅れてしまいがちと言われています。場合によっては、複数の感染症に同時に罹患しているケースも考えられ、幸いにして重症化には至らなくても、長引いてしまうことが多いようです。
特に今シーズンのインフルエンザの流行は、新型コロナ禍でしばらく流行がなかった分、免疫負債と呼ばれる蓄積があると考えられ、その分流行が広がりやすい下地があったと言われています。さらにインフルエンザには大きくA型とB型が存在しますが、今回の流行は両方の型が確認されており、A型に感染した後に、今度はB型にも感染すると言ったケースも多く、結果的に何度もインフルエンザに感染するという状況も起きているようです。特にA型は、人以外にも鳥などの他の動物にも感染するウイルスで、突然変異の頻度も高く感染力が強いため、例えば鳥インフルエンザの遺伝子が加わるような大きな変異が起こると、まったく新しい病原性の強いインフルエンザウイルスが発生する可能性もあります。
予防対策としては、コロナ禍の時期にインフルエンザが流行しなかったことで証明されている通り、マスクやうがい、手洗いの励行が非常に有効であると言われています。さらに厚労省は高齢者や持病のある方にはインフルエンザワクチンの接種を奨励しており、現在流行しているインフルエンザにはワクチンは有効であるとWHO(世界保健機関)も承認しています。ただし、ワクチンの効果は接種後抗体が出来るまで2週間程度かかるので、早めの接種が必要です。治療薬としてはタミフルが有効ですが、ウイルスの増殖を抑えるクスリなので、感染が進行してからでは効果が期待できません。発熱などの症状がでてから48時間以内であれば有効と言われており、医師も処方のタイミングが難しいクスリと言われています。
このタイミングを外すと、結果的には風邪とどうように抗生物質は効果がありませんから、安静にして自身の体力で回復をまつしかないということです。新型コロナもインフルエンザも、そして一般的な風邪も、最後は自身の免疫力で治すしかないということですが、こうした感染力の強いウイルスは、今後も繰り返しさまざまな形で、私たちの生命を脅かす存在として現れることは避けられません。そしてそのたびに一定の数の人々に感染を引き起こすことになります。その際に大切なことは、不幸にして感染してしまっても、そこで重症化させて命にまで危険が及ぶか、なんとか重症化せずに快方に向かえるかは、まさに免疫力の差であると考えます。その意味で、サステナによって普段から少しでも免疫力を高めておくことが、非常に大切であると考えます。
今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

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