おはようございます。
先週末、鹿児島の霧島温泉でペンギンサミットなる会合があり、参加させていただきました。宮崎の会員有志の皆さんによって組織されたパーキンソン病の患者さんとその家族や友人で構成されたグループで、大変楽しくそして勉強にもなる旅になりました。皆さんは全員サステナを愛用頂いている会員であり、さまざまな体験をお持ちの方ばかりですが、参加者11名の中には3名のパーキンソン病患者さんがおられ、不治の難病と言われているこの疾病に対して、皆さんあきらめずに改善に取り組まれている姿に大変感銘を受けました。
ペンギンとは、この病気によって手足の運動機能に不自由を持ちながらも、果敢にリハビリや改善に取り組み、自らの足で歩行する姿の象徴として名付けられたそうです。そして有効な治療法が確立されていない難病に果敢に立ち向かい、これを克服する世界でも初となる試みとして、この分野のファーストペンギンを目指しておられるとのことです。ファーストペンギンとは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのことを意味します。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼ぶそうです。
ペンギンサミットは、パーキンソン病に取り組む仲間、チームペンギンによる第1回の会合として開催されたのですが、よくある患者の会のような悲壮感や不安な感情は皆無と言ってよいほどありませんでした。また参加された家族や友人の皆さんも、パーキンソン病に対する理解と知識を持ちながらも、誰一人特別扱いすることなく、まったく分け隔てなく和気あいあいと楽しんでおられる姿に、非常に感銘を受けましたし、私自身もとても楽しい時間でした。会の運営も、そして往復の車の運転までもすべてペンギンの皆さんが行い、健常な私たちがゲストのようにおもてなしを受けるというその面でも驚きの体験でした。
チームペンギンは、現在5名のパーキンソン病の方々が参加されているとのことですが、皆さん着実に運動機能や体調の改善が見られており、医学の常識ではなかなか理解ができない現象が起きています。主治医の先生でさえ納得していないと言いますから、まさに常識を覆すような事態が起きているのだと思います。スターリジャパンとしては、このチームペンギンの皆さんの取り組みを、単なる奇跡といった扱いでなく、しっかりと科学的見地からも検証し、改善の仕組みが解明できれば、何十万人という同じ病に苦しむ人々への希望の光になる可能性があると考えています。そしてサステナがそこに関与していることが明らかになれば、こんな素晴らしいことはないと思っています。
明日は、パーキンソン病とサステナのかかわりについて、もう少し考察してみたいと思います。
きょうも一日頑張ってゆきましょう。
よろしくお願いします。

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