NO.417 9月8日【火】=地球温暖化=

おはようございます。
ネパールと中国の国境で起きた大規模な土石流災害は、明らかに地球温暖化による人為災害と言われています。すでに1400人以上の死者が確認され、いまだ5000人以上の行方不明者の捜索に当事国はもちろん、多くの国々から救助に駆け付けていますが、被災地域があまりにも広範囲にわたっており、救助支援活動は難航しているといいます。

ヒマラヤの氷河が大規模な崩落を起こし、これが土石流となっておよそ100キロもの下流まで押し寄せたといいますから、その被害は甚大で未だ全容が見えていないといいます。崩落の原因は明らかに気候温暖化によって氷河が溶け出し、氷河を含む岩石が土石流となって下流域になだれ込み、周囲の土砂を巻き込んでまるで雪だるま式にさらに激しく大きな土石流になって、すべてを飲み込んで行ったといいます。

これまでも地球温暖化によって氷河が溶けて崩れ、洪水が頻発することを警告する専門家は少なくなかったといいますが、今回はそれが最も悲惨な形で現実化した例と言えます。南極や北極の氷が溶けて海水面が上昇したり、海流の流れが変ったり、上空では偏西風が極端に蛇行したり、その影響で気候が激甚化するなど、地球温暖化はまさに地球規模でさまざまな災害や環境の変化をもたらしています。

では、地球温暖化はどうして起きているのか、誰が起こしているのか、今一度考えてみる必要があると思います。原因は温室効果ガス、その8割を占める二酸化炭素の排出が止まらないことです。誰が二酸化炭素を排出しているのか、国や地域によって大きく異なりますが、その主たる顔ぶれはほとんど変わっていません。世界190か国が一年間に排出する二酸化炭素は、およそ330億トンと言われていますが、その70%近くは日本をふくめたほんの十数か国からの排出が占めています。また一人当たりの二酸化炭素排出量を比較すると、先進国の排出量が、途上国の3倍以上に相当しているといいます。

2019年の統計によれば、排出量1位は中国で、2位がアメリカ、3位インド、4位ロシアと続き、日本は5位です。ここまでで世界のおよそ6割を輩出しています。国民一人当たりでは、アメリカがトップで、オーストラリア、韓国、ロシアと続きますが、日本も5位に入っており、世界平均から見ると一人当たり2倍近い二酸化炭素を排出している計算です。

今回のネパール大災害で、ネパール政府は中国をはじめ温室効果ガスの大量排出国に対して、損害賠償を求めるつもりであるといいますが、まさに私たち日本もその加害者である認識を持つべきであると思います。もちろん日本政府も救助と支援に向けてさまざまな援助を実施してゆくと思いますが、根幹には行き過ぎた経済活動が地球環境を侵食し、温暖化に限らずさまざまな災害の引き金を引いているという自覚を一人一人が認識し、まずは自身の生活を見直すことから始めるべきなのではと思います。

今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

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