NO.325 2月20日【金】=チョコレートで老化防止?=

おはようございます。
今年のバレンタインは商戦では、カカオ豆の世界的な高騰から、カカオを使わない疑似チョコレートが出回っていることを、先日もお話しました。ひまわりの種やゴボウと言った素材を工夫し、見た目も味もほぼチョコレートと変わらない品質を再現しており、話題性もある商品として紹介しましたが、本家とも言うべきカカオを原料とするチョコレート陣営も黙ってはいませんでした。すでにカカオ豆由来のポリフェノールには、血管拡張作用や抗酸化作用、血糖値コントロール効果などが認められており、高血圧や動脈硬化の予防、認知機能の向上などが期待できるとして、特にカカオ分の濃度が70%を超えるような高カカオチョコレートは、お菓子というより健康志向食品として販売されるようになっています。

通常のミルクチョコレートよりも、カカオ濃度を2倍以上高くすることで、ポリフェノール含有量が3~5倍になっているといいますので、味的にも非常にカカオの風味が強いビターな味わいで、大人の味といった表現のとおり、甘くマイルドなチョコレートのイメージからはもはやほど遠い別物という印象も受けます。商品名は「チョコレート効果」と、チョコレートであることを名残として残していますが、やはり健康的な効果を目的にした商品をあることを商品名でも主張しています。

そして、最近このカカオ豆の成分にもう一つ新しい効果があることが発見されました。テオブロミンと呼ばれるアルカロイドの一種で、英国の研究チームによる調査では、テオブロミンの摂取によって、生物学的老化の速度が遅くなることを明らかにしたのです。具体的には、遺伝子であるDNAに起こる老化現象であるメチル化を遅らせている可能性が示唆されたのです。研究をすすめるキングス・カレッジ・ロンドンのジョーダナ・ベル教授は、ダークチョコレートの主要成分と、若々しさ維持の関連性が明らかになったと述べ、チョコレートに新たな健康効果が加わったとしています。

もちろん、カカオ以外に砂糖やバターなど、カロリーの高い原料も使われていますので、チョコレートをやたらに食べることを推奨するものではありませんが、カカオ由来の成分が私たちの健康にさまざま役立つ効果を持っていることは、知識として覚えておいて損はないのかなと思います。例えば、サステナの味付けとしてココアパウダーなどを工夫してみるのも相乗効果が期待出来るのではと考えます。

今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。

コメント

  1. ピンピンキラリ塩谷勇人 より:

    テオブロミンはギリシヤ語て、神の(theo)食べ物(broma)という、カカオの学名に由来するそうで、老化速度が遅らせることができることは大変嬉しいことです。チョコレートの認識が変わりました。ありがとうございます。