おはようございます。
年始からベネズエラの事変があったり、衆議院解散がにわかに現実化し、更なる円安の進行と株価が高騰を招くなか、お米を筆頭に物価の高騰が止まらず、2026年は果たしてどこへ向かっているのか、混沌とした社会情勢のなか、私たちはまず自らの生活と家族の健康を守るべく、何をなすべきか、どのように対処すべきか、一人一人が真剣に考えなければならない時代になってきたと実感します。情報が氾濫するなかで、今ほど考える力が求められている時代はないかも知れません。人間は考える葦であるというのは、フランスの思想家パスカルの名言ですが、考えることこそが人間の存在価値なのだと思います。
その意味で、考える力を失ってゆく認知症という病気は、人間の存在価値を奪う、とても恐ろしい疾病であると痛感します。高血圧や糖尿病など、生活習慣病の問題以上に、認知症という疾病は、社会の高齢化とともにますます増加の一途をたどっており、人類にとっては大変に大きな問題である、早急なる解決が求められる課題であると思います。
一口に認知症といっても、さまざまな種類があります。記憶力が衰え、自分がわからなくなる「アルツハイマー型認知症」。人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型認知症」。存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型認知症」。40代、50代でも発症する「若年性認知症」。歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性認知症」や、記憶障害が目立たない認知症も存在します。家族を悩ませる徘徊や暴言がなぜ起こるのか、「認知症とはどのような病気か」(講談社)、勤医協中央病院名誉院長である伊古田俊夫先生が、同書でその疑問に詳しく解説していますので、抜粋してご紹介したいと思います。
先生は、60代後半が認知症が急増する「魔の世代」であると説明しています。認知症の有病率は、年齢が高くなるにつれて増加します。5歳刻みの世代ごとの認知症有病率をみていくと、5歳年を取るごとに2倍から3倍に増加しています。しかし、一つの世代だけが例外で、認知症の有病率が一気に急増しています。それが、60代後半の65歳から69歳の世代です。60〜64歳の認知症有病率は0.189%(1000人に2人程度)ですが、65〜69歳では1.1%(100人に1人)に増加しており、約6倍の増加率です。60代後半は、認知症が急増する「魔の世代」といわざるをえません。
60代は、定年退職や子どもの独立などで生活が大きく変わる時期にあたります。定年で仕事を離れ、「高齢者」とよばれるようになる時期でもあります。現役で働きたいと思っていても、適切な仕事に就けず、虚脱感に悩まされる人が増えています。「定年うつ」という言葉もありますが、日本の高度成長を支えてきた世代のなかには、仕事一筋で生きてきた人も多く、定年後の人生を上手に送れないという声もよく聞きます。60代後半は人生の峠を越え、下り坂に入る時期とも形容されますが、この時期をどう過ごすかが非常に重要です。
かく言う私も65歳になり、まさにこの世代にあたりますが、この魔の世代をどう過ごせばよいのか、認知症予防に有効な方策はあるのか、明日も引き続きこの問題、考えてゆきたいと思います。
今日も一日サステナ飲んで頑張りましょう。
よろしくお願いします。

コメント
私も2月に65歳になり認知症リスクが高まる年代に突入します。昔の60代と比べても明らかに、私たちの方が若いとと思います。なのに、認知症が増えているのはなぜなのか?
私は、食生活が最大の理由と思ってます。それと安易に降圧剤を手にしてしまうことも、避けて通れません。
次回を楽しみにしております。