おはようございます。
昨日は5月末に6年ぶりに来日した米国スターリ研究所のストーラー博士の講演会から、スターリSMPとスターリMPCという二つの免疫ミルク成分の特徴や働きの違いについて、改めておさらいをしました。スターリSMPが免疫のバランスを整えることで、普段からの健康維持増進に大変に有用であること、一方でスターリMPCは身体の老化やほとんどの病気の原因である炎症、特に慢性炎症を抑制することで、炎症のバランスをやはり整えて、病気の症状改善、そして治癒に大きな役割をはたしてくれているのです。
そして、昨日のこの日記を読んで頂いた会員の方から質問がありましたが、スターリSMPとスターリMPCの成分の違いについて再度整理しておきます。スターリSMPとスターリMPCは、いずれも搾りたての免疫ミルクから独自の技術によって分離抽出され濃縮乾燥された、成分の名称です。スター委SMPとは、スターリの免疫ミルク原料を遠心分離機にかけ、乳脂肪分をほぼ取り除き乾燥し粉末にした、いわゆる脱脂粉乳(Skim Milk Powder)タイプの免疫ミルクです。そしてスターリMPCとは、乳脂肪を除いたあと、さらに特殊なフィルターによって乳糖やミネラル分を取り除いて、乳たんぱく質だけを濃縮し、乾燥した粉末で、こちらは乳たんぱく濃縮物(Milk Protein Concentrate)タイプの免疫ミルクです。そしてサステナは、この2種類のタイプの免疫ミルクを一定の割合で混合して製造されていますので、両方の成分の特徴を併せ持つ理想の製品と言えます。
そして、昨日もお話した通り、そのサステナに炎症のバランスを制御するMPCを更に足して飲んで頂くことで、慢性炎症などを原因とする多くの病気の症状には、より早く効果的に結果を出すことが出来ると考えられているのです。ストーラー博士は、さらに先の研究として、ただスターリMPCを足すだけでなく、これにさまざまな健康素材を加えることで、もっとサステナの有効性をアップさせることが出来ると考えています。それが講演の後半で示された新しい免疫ミルクの可能性です。
本来免疫ミルクは基本となるサステナだけでも、リウマチや関節炎、高血圧、アレルギー、心臓疾患など、さまざまな病気の症状に対して、有効に働くことが臨床試験などで確認されているのですが、その効果をMPCに加えてさらにさまざま健康的な効果が確認されている、ビタミンD3、コラーゲンやポリフェノール、乳酸菌などをさらに加えることで、より個別のニーズや症状に対応して早く結果を出せるような組み合わせを研究しています。これはオーダーメイドサプリという考え方を導入するもので、個人個人に合わせてより結果を早く確実に出しやすいよう、まさに処方箋のように個別対応を実現する方法です。例えていうなら、サステナが建物の一階となる基礎部分で、そこに個人個人の健康状態、ニーズ、課題に合わせてMPCとさまざまに有効性の証明された素材を二階建ての構造として加えるというものです。そしてこの2階建ての部分は、数種類のキットをご用意して、お客様の状況に合わせて、組み替えたりあるいはさらに足したりすることが出来るように、あらかじめいくつかのパターンとして用意しておくという方法です。
大事なことは、2階建て部分の組み合わせをどのようにするかで、さらに結果を出しやすくパワーアップできるような選択を適切にできるシステムを検討する必要があります。これはお薬で例えれば、お客様の症状に合わせてお薬を処方するのに似ていますが、サステナやサプリメントはあくまで食品ですから、健康状態に合わせて第三者が判断することは、診断行為として医療行為とみなされるリスクもあり、あくまでご自身で選択する形をとる必要があります。そのあたりの法律問題をクリアしたうえで、システムを構築するにはまだまだ課題が多いのも事実であり、もう少し時間がかかりそうですが、AI技術などの進歩もあり、解決策は必ずあると信じています。ぜひ今後の動向にご注目頂きたいと思います。
今日も一日頑張って行きましょう。
よろしくお願いします。

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