NO.144 2月14日【金】=少食が長生きの秘訣?=

おはようございます。

米国ニューヨーク市にあるアルバート・アインシュタイン医科大学は、昨年ルース・ゴッテスマン理事長が10億ドル(1500億円)の寄付をして、全学生の授業料を無償化したことで話題になりましたが、同大学の老化研究所には、長寿遺伝子の発見で世界的に有名になったニール・バルジライ教授らがいるユニークな大学でもあります。今日はそのニール・バルジライ教授らの研究のなかから、とても興味深い実験をご紹介したいと思います。

まず、老化科学の分野では、食事による摂取カロリーを減らすと寿命が延びるという説が以前から言われてきましたが、これをバルジライ教授らは動物実験によって明解に検証し証明して見せました。教授らはラットを使って、摂取カロリーを40%制限してみたところ、自由に好きなだけ餌を食べたラットよりも40%も長生きしたのです。そのメカニズムはこうでした。カロリー制限によって、加齢性病変、がん、その他の加齢性疾患を減らし、ほとんどの生理的機能の老化速度を落とすことが分かったのです。つまり寿命だけでなく、健康寿命も延びたのです。

しかし、私たち人間の生活においてこの結果はすぐには応用は難しいというのも現実です。人々にとってカロリー制限は簡単ではありません。ましてや40%カットとなるとそれができる人は強い精神力と忍耐力のあるわずかな人々であろうと思われます。これができれば、世界から肥満や糖尿病、殆んどの生活習慣病は撲滅できるはずです。そこで、多くの研究者はカロリー制限によって起きているカラダの変化を解明し、そのメカニズムの研究からカロリー制限と同じような効果をもたらす、別の方法の研究がさまざま進められています。その一部には満腹ホルモンとも称される「レプチン」の研究もありますが、寿命延長を証明するには至っていません。

このようにカロリー制限に代わる健康長寿法は、現在までその有効な方法が確立されていないのですが、ここで思い出してほしいのです。私たちのサステナは、その動物実験で、飲用による寿命の延長を特許として過去に申請しています。つまりカロリー制限をしなくても、サステナを飲めば寿命を延ばす効果があるということです。もちろん動物実験ですから、人間に適用するにはさらなる検証が必要ですが、多くの研究者がまだたどり着かない場所にサステナが道を拓く可能性を私たちは信じたいですね。

今日も一日頑張って行きましょう。

よろしくお願いします。

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