NO.89 10月23日【水】=パーキンソン病とサステナ=

おはようございます。

昨日のペンギンサミットから話は続きます。国が難病として指定する340余りの疾病に登録されているパーキンソン病ですが、悪性リウマチや潰瘍性大腸炎などと並んで、原因が不明で治療法が確立されておらず、重篤で社会生活に支障をきたす病気に数えられています。メカニズムとしては、脳内の神経伝達物質であるドーパミンが不足することで、脳の命令が全身にうまく伝わらず体が自由に動かなくなる病気とされています。その症状は数年かけて徐々にではありますが、不可逆的に進行します。女性より男性の患者が多く、60歳代で症状が現れはじめることが多いようですが、昨今は若年でも発症する例が増えています。さらに社会の高齢化により患者数は世界的に急増している状況です。

一方治療法については、不足するドーパミンを補給する薬剤や、直接的に脳に電気刺激を与えるなどの方法が開発されているようですが、いずれも根本的な治療ではなく、症状を抑えたり進行を遅らせると言った効果しか期待できないのが実情です。そして患者さんにとって最大の問題は継続的に投与される薬剤のさまざまな副作用です。嘔吐や食欲不振、幻覚、妄想などに加え、重度の便秘や排尿の障害を起こすこともあります。長期間投与による、薬剤への耐性問題もあります。いずれ効かなくなるということです。

不治の病と言われるパーキンソン病ですが、しかし宮崎のチームペンギンの皆さんは、着実に症状の改善を見せています。もちろん薬剤も活用しリハビリも続けておられますが、なにより彼らに共通するのは、この病に対してとても前向きに取り組んでおられるということです。パーキンソン病は医学的には神経変性疾患という分類にあたり、脳の神経に異常が起こっている病気です。症状は全身に現れますが、要は頭の病気であり、神経の病気なのです。私は精神的な要素が間違いなく大きいと考えていますし、その部分へのケアやサポートが治療においても非常に重要なのだと思います。

そしてもう一つ、脳は体の神経細胞が一番集中する場所ですが、もう一つ多くの神経細胞が密集している場所があります。それが腸であり、腸は第二の脳と呼ばれるほど神経細胞が集中しており、迷走神経によって脳と腸は密接に連携し、お互いに関係しあっているのです。これを脳腸相関といいますが、この分野は比較的新しい研究分野で、まだ未知の部分が多いようですが、確実に脳と腸が神経を介して互いに影響しあっている例がたくさん報告されています。近年では腸環境の改善によって、うつ病の治療が進んだり、逆に脳の障害によって便秘や下痢といった腸の機能障害が起こることも分かっています。

チームペンギンの皆さんの例に当てはめると、サステナの飲用によりまず腸内環境が改善されることは、他の多くのユーザーの皆さんからの報告にある通り、間違いのない効果として起きていることが考えられます。その好影響が脳腸相関によって脳の神経細胞にも伝わった結果、原因不明ではありますが、パーキンソン病を引き起こしている何らかの不調の原因が改善されたのではと推測されます。つまり腸の環境改善によって、神経細胞を介して脳機能も正常化に向かっているのかも知れません。

この辺りは、まだ推測の域を出ませんが、実は腸内環境が起点になって、さまざまな身体のトラブル=病気が改善する例は他にも多く報告されており、この話題明日ももう少し続けたいと思います。

今日も一日頑張って行きましょう。

よろしくお願いします。

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