No.40 7月16日【火】=トランプ氏銃撃事件に想う=

おはようございます。

昨日は福岡の博多で、年に一度の社長講演会&タイトル認定式と、昨年から恒例となったサステナ縁日が盛況のうちに開催されました。沖縄、佐賀、宮崎、長崎、熊本、鹿児島などから多くの会員の皆さまが集まり、もちろん地元福岡の皆さまも合わせて、117名の会員が参加する盛大なイベントとなりました。参加いただいた皆さまに改めて御礼を申し上げるとともに、縁日を盛り上げるために準備段階からご協力いただいた実行委員の皆さまには本当に感謝申し上げます。そして会員の皆さまに大いに喜んで頂けるよう、心を込めてこのイベントに取り組んだ社員とスタッフの皆さんは、本当にお疲れさまでした。おかげで素晴らしい、そして心に残るイベントになったと思います。

一番きになっていた、当日の福岡市のお天気は、予報では100%の雨模様で、参集された皆さまの足元がとても心配されていたのですが、結果的にはほとんど傘も必要なく、午後には汗ばむほどの日照りが戻る時間もあり、まったくの杞憂に終わりました。やはりスターリの伝統とも言える晴女晴男の力は、今回も存分に発揮されたようで、まさに天に守られていることを再認識するイベントとなりました。

その一方で、この日世間では大きな出来事がありました。一つはイベント会場からほど近い中州周辺では、博多祇園山笠のフィナーレとも言える、山笠の舁き出し(かきだし)があり、舁き山笠とよばれる動く山笠が一斉に、櫛田神社に向かって動き出し、大変な賑わいを見せていました。スタートとなる櫛田神社入りは、早朝の5時ころでしたが、ここから約5キロの公道コースを走り抜け、そのタイムを競うのですが、土砂降りに近い雨のなか、2週間におよぶ博多祇園山笠の最後を飾る勇壮なメインイベントになったそうです。

もう一つの事件は、海外からのニュースでした。アメリカのトランプ前大統領が、ペンシルバニア州の遊説先で銃撃を受けたという一報が世界を駆け巡りました。日本で2年前に起こった安倍首相の銃撃事件を思わず思い起こしましたが、不幸中の幸いとも言うべき、トランプ氏本人は命に別状はなかったようです。しかしながら、映像を見る限り顔面に血を流すシーンが何度も放送され、銃弾は急所を外したとはいえ、九死に一生をえる戦慄の瞬間だったと想像します。護衛のSPがトランプ氏を取り囲み、すぐにカメラの画面からは見えなくなりましたが、それでもSPたちの肩越しに、流血しながらもコブシを上げるトランプ氏の姿に、アメリカ国民はさまざまな感情を抱いたのだろうと思います。

暴力には屈しない強い信念を感じた人たちも少なからずいたでしょう。また銃と言う武器に対する脅威を感じ、アメリカと言う銃社会に対して改めて恐怖を覚えた人も多かったと思います。そして暴力によって不満やうっ憤を晴らそうとする人たちの存在や、その存在を生んでいる社会のやり場のない怒りのようなものを感じた人々も少なくないのではと思います。世界は中国、ロシアと言った専制主義国家の台頭や、移民問題を端に発するエゴイスティックともとれる極右的な思想の広がり、そしてウクライナやパレスチナでいまも収まる気配すら見せない戦争、紛争によって繰り返される殺戮と、憎悪の応酬など、先の見えない混沌に包まれ、いったい人類はこの先、どこへ向かうのか不安と恐怖が募るばかりです。

しかし、昨日のイベントで私たちは人と人のつながり、互いに認め合い尊重しあい、そして相手がよろこぶことで自分も楽しくなれることを実感しています。人が集うなかで、共通の目的意識、共感できる話題、そして共に楽しい時間を過ごすことが、いかに私たちの人生に喜びと潤いをもたらし、人々の気持ちを幸せにすることが出来るかと言うことを実感しています。とてもシンプルですが、大変大切なことであると思います。そしてこうしたプラスの感情を大事に育みながら、仲間をつくり輪を広げてゆくこと、喜びの連鎖を紡いで行くことが、私たちの目指す、健康で幸せな社会への貢献になると信じましょう。私たちは、それを肌で感じて、日々実感しているのですから。それがサステナの目指す真の持続可能な健康で幸福な社会の実現につながる唯一の道であると切に思います。

今日も一日頑張って行きましょう。

よろしくお願いします。

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