No. 23 6月14日【金】=サステナの安全性=

おはようございます。

昨日は、自然のもの、天然由来であるということが、食品としての安全性を担保するものではないということをお話しました。そしてそれは今回問題を起こした紅麹サプリのような機能性表示食品や栄養補助食品と言った、いわゆるサプリメント製品だけでなく、普通にスーパーマーケットで購入できる肉や野菜や、すべての食品についても同じであるということをお話し、食品の安全マージン(余地)という考え方をご説明しました。

自然のもの、天然由来の食材は、私たち人間が長い歴史のなかで食経験を積み重ねてきた結果、美味しくそして安全に食べられる範囲=安全マージンを経験的に学習してきているので、これを逸脱しない限りは、トラブル(健康被害)は起きにくいということなのです。しかしながら、例えジャガイモやお米のような日常的な食材であっても、極端に多量に摂取すれば食中毒などの健康被害を起こすことがあり、どのくらいまでなら大丈夫なのかというのが、安全マージンという考え方です。

では、安全マージンという点から見て、私たちの「サステナ」はどのくらい安全なのでしょうか。当然多くの愛用者の皆さんが持つ疑問だと思いますので、あえて検証してみたいと思います。

まず、サステナの成分はすべて牛乳由来であり、その点では100%天然由来製品ではあります。ニュージーランドで放牧されている牛から搾乳された原料乳から、脂肪分は取り除きますが(脱脂)、それ以外はなにも加えることなく、そのまま低温で乾燥させ、粉末の状態で袋詰めして製品となり、皆さまの手元まで届けられています。1袋が22グラムですから、水に溶かして乾燥前の牛乳に戻すと約250ml程度の牛乳に相当する量となります。ただし脂肪分が除かれているので、カロリー的には普通の牛乳の約半分の79キロカロリーに抑えられています。

したがって、1日1~2袋と言う目安量で飲んで頂いている限りにおいては、どの栄養成分も過剰摂取というレベルには至りません。但し、腎臓病や糖尿病などの疾患がある方たちは、たんぱく質、糖質、リンやカリウムと言った成分の一日の摂取量を調整されているケースがあるので、ある程度注意は必要ですが、いずれの栄養素についても、サステナ1袋に含まれる量は、多い場合でも成人の必要量の20%(リンの場合)程度であり、他の食事とのバランスもありますが、たとえ5袋飲んでも過剰量には至らないという程度です。

では、残留農薬などの微量物質についてはどうでしょうか。こちらについては、産地であるュージーランド自体が酪農製品の輸出によって経済が成り立っている国ですので、輸出先となる世界の主要国およそ150カ国の食品安全基準すべてをクリアしていますので、世界でも最高レベルの安全性を実績として確保していると言えます。特に一般生菌数や残留農薬などの規制については、日本の食品基準と比べても2桁以上低い基準値で運営されており、食品としての安全マージンは世界一のレベルを誇っています。

では、有効成分である抗体や生理活性物質はどうでしょうか。効果を高めるために過度に濃縮されていないのかという疑問です。これも実は通常の牛乳とほぼ変わりません。但しスーパーなどで売られている牛乳に含まれる抗体や有効成分は、残念ながら製造工程で破壊され機能を失っているに過ぎないのです。例えば抗体ですが、その本体はイムノグロブリンと言う物質です。普通の牛乳も成分分析を行えば存在しています。しかしタンパク質の一種なので、簡単に立体構造が壊されてしまい、生理的な機能は全く失われているということです。タンパク質としての栄養にはなっても、抗体としての機能はないということです。

サステナは、天然由来の乳製品であり、その栄養成分も過度に濃縮されたものではなく、また細菌や残留農薬などの微量有害成分も、安全に配慮した生産技術により殆んど検出できないレベルで管理されており、食品としての安全マージンが大変高い食品と言えます。ですからこれからも安心して食していただくことが出来る安全安心な食品であると言えます。

今日も一日頑張って行きましょう。

よろしくお願いします。

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